長期保存が困難な印刷物のデジタル化



 「蒟蒻版」や「青図」などの印刷物は光に弱く、徐々に褪色が進行して最終的には判読できなくなる恐れがあります。
 社会科学研究所図書室でもこのような資料を所蔵していますが、既に印字が薄くなっているものもあり、また当室以外の所蔵が確認できない資料も多いことから、早急な保存対策が必要と考えています。
 2010年度より、資料保存対策の一環として、このような長期保存困難な資料を抽出してデジタル画像を撮影しています。
 デジタル画像として代替保存することにより、現在の記録状態を保存できるだけではなく、画像補正(高コントラスト化)により判読を容易にすることができます。またWebで公開することにより、資料現物を痛めることなく学内外から閲覧していただけるようになりました。

 本計画の実施にあたっては、東京大学経済学部資料室の「長期保存が不可能な記録材料のための保存プロジェクト」を参考にさせていただきました。

長期保存が不可能な記録材料のための保存プロジェクト
(東京大学経済学部資料室)


東京大学社会科学研究所図書室